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休職中の給与はどうする

悩む男性

最長1年6ヶ月間受け取れる手当金

治療に休養が重要視されるうつ病は、できる限り休職して心身ともにゆっくりしたいところです。そして良くなったら復職、という流れが一般的です。それでも、休職したらお金の問題が生じるから休職できないと考える人もいます。このような場合に役立つのが、傷病手当という制度です。企業が加入している保険組合に申請することで、毎月一定額の傷病手当金が支給されます。うつ病が原因で働けない日1日につき、標準報酬日額の3分の2が支給金額です。一般的に全額支給とはなりませんが、保険組合の中には、上乗せして支給してくれるところもあります。なお、報酬は基本給に残業手当、通勤手当などの各種手当金を合わせた金額で、年3回以下の賞与は除かれます。そして、標準報酬日額は標準報酬月額を30日で割ったものです。傷病手当は、休職後4日目から支給対象に入ります。ただ、給与が支払われているうちは対象外で、一部の給与のみが支給されている場合は、その分を減額されて傷病手当金が支払われます。支給期間は、受給開始日から最長1年6ヶ月間です。
傷病手当の受給資格は保険組合員であることはもちろん、労務不能であること、労務不能により休職していて給与が支給されていない状況にあることが条件です。うつ病で受給申請するときには、傷病手当金支給申請書と事業主の証明、医師の意見書が必要です。傷病手当金支給申請書は保険組合から取り寄せておきます。傷病手当金支給申請書に事業主記入欄があるので、会社に記入をお願いしてください。休職していることと給与の支給が停止していることを証明してもらいます。医師の意見書は診断書ではなく、事業主記入欄同様に傷病手当金申請書の一覧にあります。労務不能で休職せざるを得なかったことを証明してもらうという目的です。うつ病は診断が難しい面もあり、医師は忙しいので、場合によっては書類がもらえるまで数週間かかることもあります。記入欄が埋まったら、会社に保険組合へ提出してもらいます。提出後は審査が実施され、後日支給決定通知書か不支給決定通知書が送付されます。送付後まもなく銀行口座に振り込まれるのが一般的で、申請後数週間後というケースが多いです。